熊澤製材所ブログ
(木工業者様向け)木曽檜まな板・カッティングボード用の材料あります
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ひのきを使った木工品で一番なじみのあるものといえば「まな板」ではないでしょうか。お寿司屋さんなどで使われている大きな物から、家庭用の物、最近では持ち手のついたおしゃれなカッティングボードなどがあります。
まな板にひのきを使う理由は、ひのきの成分に抗菌作用がある、柔らかい木なので包丁の刃あたりが良い、(ネギがつながった状態で味噌汁に入ることがない、、?)、プラスチックの物より滑りにくい、などでしょうか。
ひのきのまな板は大きく分けて2種類あります。ひとつは「一枚板」でできたもので、もうひとつは「接ぎ(ハギ)合わせ板」で作られたものがあります。
一枚板は字のごとく一枚の板で出来たもの、接ぎ合わせ板は幅の狭い板を貼り合わせて作ったものです。
弊社では接ぎ合せ板で作るまな板の材料(木曽檜の柾目材、ムジ、赤身)を製材しています。
接ぎ合せ板で作られたまな板です。近所のお土産店で購入しました。
ひのきの柾目材を6枚貼り合わせて作られています。
まな板用の材料について
弊社では木製まな板を製作している木工所様向けに「接ぎ(ハギ)合わせ板」のまな板用材料を製材しています。
左:ひのきまな板 右:弊社が提供しているまな板用の材料
接ぎ合せのまな板は何枚かの板を貼り合わせて作られています。
一枚板と接ぎ合せ板の比較をしてみると(木曽檜で製作した場合)
・材料費は接ぎ合せ板のほうが安い
・接ぎ合せ板はサイズに制限がなく、どんなサイズの物でも大量に生産できる。一枚板は同じサイズの板を大量に確保することが難しい
・接ぎ合せ板で製作するほうが歩留まりが良い。一枚板で大量生産する場合、同一サイズの物を作るためにサイズの大きい板をカットする必要があるため
・一枚板で製作する場合、「板目材」を使用するが板目材は反りなどの狂いが出やすい。弊社が提供する接ぎ合せ用の材料はすべて木曽檜の赤身でムジの「柾目材」のみです。柾目材は狂いの少ない材です。
・接ぎ合せ板で製作するうえでのデメリットは「貼り合わせる手間」でしょうか、、、。

木曽檜 赤身・柾目・ムジ材

貼り合わせるとこんなイメージです
まな板用材たくさんあります!!
弊社ではまな板用材を木曽檜の原木から仕入れ製材をしています。そのため年間を通して安定した供給が可能です。また、まな板のサイズに合った材料をご用意できます。厚みの指定も可能です。
木曽檜のまな板用材、よろしくお願いします!!


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ひのき風呂の材料として使われる、木曽檜の柾目材の端材(はがきサイズほど)をお届けします。実際に手に取って、香りや肌触り、木目の細かさなどを感じていただければ幸いです。
無料サンプルで送らせて頂いた端材は、お風呂に浮かべたり、玄関や寝室に置いて香りをお楽しみください。
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